第4回60K自然観察ハイク
【集合場所】JR日暮里駅
【参加者】参加者5会8名 【日時】2011年10月29日(土) 【テーマ】水と緑と風の道:登山にも非常時にも役にたつ体験学習 【主催】都連盟自然保護委員会 【コース】日暮里駅北口8:00⇒谷中銀座-よみせ通り(藍染川暗渠)-へび道-不忍池-湯島天 11:00御茶ノ水駅-東京都水道歴史館-神田川に沿って-水道橋-江戸公園内(水神社)-13:30高 田の馬場-落合水再生センタ-中野新橋-明治大学和泉校舎裏手-17:20塚山公園(縄文時代の 遺跡)-高井戸-富士見が丘-19:00井の頭公園
都連盟主催第4回60kハイクは10月29日(土)朝8時日暮里を出発した。都会の自然を観察する60K踏破は、今回で4回目を向かえた。
水をテーマにして、神田川、石神井川などかつて江戸庶民が生活飲料としていた道をめぐるもので、玉川上水の羽村堰までを範囲としている。
参加者の要望に添ってコースの立案をおこなっているが、最初の2回は夜出発した。3回目以降は、各スポットをゆっくり回りたいとの希望もありあえて60Kにこだわらず、明るいなかで進められるところまで行くロングウォークとなった。
今年4月の開催を予定していたが、東日本大震災の発生で一旦中止となり、その後要望がたかまり今回の再開にいたった。谷中は江戸のなごりが色濃く残る町で、江戸大火の際墓地がこの地区に集結された。
由緒ある寺が多くかつての川は暗渠になっている。へびのように曲がりくねった川跡に沿った路地の両側には、老舗の染物屋、料理屋、下駄屋などが並ぶ。
明治維新上野戦争の弾痕のある寺々が残っている。門前町であることと、先の戦争で戦火をまぬがれたことで昔の町並みが保存され、地域の散策スポットにもなっている。
しばらく歩き上野公園裏あたりにさしかかると景色は一変して現代的高層建築が立ち並ぶ都会の風景となる。水の流れは不忍池へ注ぎ込む。
さらに流れは湯島まで続いているがこちらも暗渠になっていて水路を確認できない。御徒町方面を眺めるとわずかに下っている傾斜が確認できる。11:00御茶ノ水到着。聖橋から水道橋方面へ神田川を歩く。
神田川の飲料水を日本橋方面に給水した、懸け樋跡を通過し飯田橋から江戸公園に進む。このあたりは地盤が低くしばしば洪水の被害のあったところである。
人の胸のあたりまである移動式防潮堤がつくられている。神田川が山の手線、高田の馬場駅付近にさしかかるころには丁寧に見ていたこともあり13:30を回ってしまった。
少しピッチを上げて進むことにする。流れは正確に西に向かっているのではなく、大きく北から南へアーチ型に蛇行し、新宿、東中野方面へ向かう、さらに西方向へ取って返し善福寺川との合流ポイントを北西にとり塚山公園方面へ向かう。
川の両側は春には桜並木の花見の名所で賑わいを見せている。2010年6月12 (土)実施の「湧水をめぐる自然観察ウォーク」でホームページに紹介したごとく、このあたりも縄文遺跡が発掘されて古代人に住みやすい住環境を提供していた。
今から約1万3千年前に、縄文時代が始まったが、シカやイノシシなどを捕り、木の実などをとって暮らすには最適の土地であったのであろう。
湧水をめぐる自然観察ウォークは井の頭公園に19:00到着を以て終了した。
遠く千葉県からの参加者を含めた2011年度ロングウォークは、穏やかな小春日和のもと数々の思い出をつくり、自然保護委員会の記録に追加された。
第4回60K自然観察ハイクPDF版
都連盟自然保護委員会
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