|
【場 所】ブリヂストン奥多摩園
【日時】2010年11月27日(土)午後1時―28日(日)正午
【主 催】日本勤労者山岳連盟自然保護委員会
【主管】東京都労者山岳連盟自然保護委員会
【参 加者】宿泊参加者 124名、当日参加者56名 合計180名
【日 程】 第一日目:主催者挨拶、主管挨拶、基調報告、記念講演、地方連盟報告、交流会 第二日目:分科会、分科会報告、集会まとめ、閉会挨拶
全国自然保護委員会より、年明け早々に第15回目の労山自然保護集会を東京主管で行ってはとの打診を受けた。
今年はCOP開催年で、労山設立50周年記念の年でもあり、都連盟自然保護委員会も、生物多様性と里山に関する活動に注力する方針を挙げていたので引き受けることにした。
実際に、始めてみると、会場設営、参加者募集、記念講演、分科会など大きな壁が立ちはだかったが、都連盟理事の全面的支援を得て且つ、地方連盟、女性委員会などの強力な後押しにより困難をのりこえ無事終了することができた。
改めて多くの皆様に深謝する次第である。 第一目は,役員挨拶ののち、記念講演で、東京学芸大学の小川潔先生より「生物多様性の保全と登山者の役割について」と題する2時間の記念講演がおこなわれた。
労山会員でもあり、現場主義に立脚した、生物学者の観点から高尾、天祖山で体験した具体例を挙げ、自然保護活動の経過が話された。生物多様性の基本概念を分かりやすく解説し個々のとるべき姿を明確に教えていただいた。
専門のたんぽぽの話は難解な理論はさておき、講義は、生物多様性保存にどう対処するかの枠組みを登山者としてすべき指針を示すものであった。
「生物多様性の保全とは、多種多様な生物が自然界のなかでそれぞれ何かしらの役割を担って自然全体のバランスを構築していると考え、それぞれ違うところがある生物の存在を認め、そこに存在することを意味があると認識することである。」(抜粋)は先生の深い自然愛を示すものである。
地方連盟報告では、各県連、各ブロック報告を
- 岩手県勤労者山岳連盟・七木田 光宏氏
- 宮城県勤労者山岳連盟・小山 修氏
- 栃木県勤労者山岳連盟・森 初芳氏
- 滋賀勤労者山岳連盟・金原 敏幸氏
- 兵庫県勤労者山岳連盟・岡 敏明氏
- 東京都連盟 練馬山の会・高木貢一氏
の順に自然保護活動の報告がおこなわれた。全国の労山会員の自然保護に対する力強い活動を集中的に聞くことの出来る絶好に機会であった。
翌日の分科会は下記の5つに分かれ活発な討論が展開された。
- 自然を傷つけない登山:司会 陶山(府中)、助言 野口(全国自然)、書記 本橋(練馬) 参加 20名
- 里山の自然:司会 紀野(練馬)、助言 花村(全国自然)、書記 森島(町田グラウス) 参加 42名
- 地球温暖化と気候変動:司会 元井(都連)、助言 後藤(全国)、書記 小林(町田グラウス) 参加 16名
- 野生鳥獣と共生:司会 斉藤(どんぐり)、助言 浦添(全国自然) 、書記 笠原(新宿山の会) 参加 30名
- 山の自然を破壊するヒトの経済活動:司会 吉田(みなと)、助言鈴木、林(全国自然)、書記台 参加 19名
正午に終了し、オプションハイクを2コース実施 した。奥多摩自然観察トレイルは11名、高尾山は6名の参加者が紅葉の奥多摩路を堪能し日没まえに無事最寄り駅での解散をすることができた。
労山事務所3階図書室の自然保護コーナーには、集会冊子ならびに分科会議事録が収められているので、沢山の方々がお立ち寄りいただきたい。
最後に交流会では多くの人々が会話をしてすばらしい人の輪が繰り広げられたことを付け加えてくわえて報告とするものである。
都連盟自然保護委員会 |