【テーマ】 生物多様性、水と緑と里山
【場 所】 東久留米市落合川
【日 時】 2010年6月12 (土)
【協 賛】 都連盟自然保護委員会
【参加者】 4会8名(一般2名)
【コース】 東久留米駅 ⇒ 落合川 ⇒ 南沢氷川神社 ⇒ 南沢湧水地 ⇒ 立野川合流 ⇒ 野草園 ⇒ 黒目川合流 ⇒⇒ 小山台遺跡公園 ⇒ 東久留米駅
今回は、5月23日(日)開催の第11回自然保護セミナーで好評を得た、短編映画「東久留米・水の回廊」を実際に歩いてみようという企画である。
東京都のほぼ中央に位置し、埼玉に隣接する人口11万の東久留米市は都心のベッドルームとして発展してきた。
近くには、日本で最初に建設された近代的アパートひばりが丘団地があり、戦後の高度成長を支えた団地族のはしりとなった地域である。
朝9時西武池袋線東久留米駅集合。モダンな建物が並ぶ周辺はすっかり都心の町なみである。
本日の最初の目的地南沢遊水地へ向かう。しばらく南西に歩き落合川にぶつかると景色は一変する。川幅4m位の両岸は緑がびっしりと繁茂し川には水草がぎっしり詰まっている。驚くべきは水のきれいさで、鳥の群れが鳴いている。

いわば、生物多様性の環境が住宅地にぽっくり現れたといった具合である。よく観察するとムクドリの群れは言うに及ばずハクセキレイ、オナガなどが飛び、川面にはカルガモの親子が遊んでいる。
東久留米市は遊水地から発生する落合川、立野川、黒目川が市内を潤し東の端で合流する。さらに北の境を野火止用水が流れ、水の回廊と言われる由縁である。
黒目川の北側は高台になっており小山台遺跡公園からは市内が見渡せる。今から約1万3千年前に、縄文時代が始まったが、シカやイノシシなどを捕り、木の実などをとって暮らすには最適の土地であったのであろう。
下里本邑遺跡をはじめ、この地域には100カ所以上の遺跡があり、豊かな水に恵まれ、現在も人の住む最適の住環境を構築している。
市内7つの自然保護団体がボランティア活動尾を続け「東京の名湧水57選」にも選定された。平成21年1月市民プラザで「平成の名水100選」環境シンポジウムが開かれた。
都連盟自然保護委員会がすすめる、生物多様性と里山イニシャティブを考える一環としては、まずこの地を訪れるのがいとおもう。
一般参加者からの報告も閲覧頂ければ幸である。
湧水をめぐる自然観察ウォーク(PDF版 101KB)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-67842.html
都連盟自然保護委員会 |